写真左は、使用後のブレーキフルードの状態。右は、使用前のブレーキフルードです。

このように色が変化してきたら交換するようにして下さい。

新品のブレーキフルードは気泡がありませんが、もともと給水性があるため、ブレーキ制動を続けていると、気泡が出来やすい性質に変化していきます。

ブレーキの摩擦熱により、ブレーキフルード内の水分が気化し気泡が生じた時にブレーキを掛けると、「 ベーパーロック現象 」といって、液圧により気泡を押しつぶそうとしてしまい、肝心なブレーキに液圧が伝わりません。

結果として、ブレーキが効かないということになってしまいます。

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ブーツを交換しなかったために、ブーツが劣化し、劣化したブーツのため異物が混入し、ホイルシリンダーの内面にピストンの摺動により出来た傷を撮影したものです。

カップにも同様の傷が出来てしまい液漏れを起こすようになってしまいます。